琉球大学大学院理工学研究科(海洋環境学専攻)の久保田研究室では、博士前期・後期課程の院生を募集しております。入試の詳細(日程など)については、大学の入試サイトを参照して下さい。
研究テーマ
久保田研の研究分野は、群集生態学、マクロ生態学、生物地理学、生物多様性の保全科学(システム化保全計画)です。野外調査で扱う材料は陸域の植物群集ですが、既存データを用いた研究は、幅広い分類群(動物群集や海洋生物)が対象になります。修士・博士論文は、以下のようなテーマに関係した内容です。また、久保田研で行っている様々な研究プロジェクトの議論にも参加してもらうことを希望しています。
・アジアおよび全球スケールのバイオーム形成に関する群集系統学的研究
・熱帯林の植物多様性評価に関する研究
・熱帯林や温帯林の山岳域の環境勾配に対応した群集形成プロセスに関する研究
・アジア地域における木本種の葉の機能特性の網羅的定量
・日本産木本種の種子の機能特性(形態や発芽等)評価の関する研究
・琉球諸島をモデルシステムとした生物地理学の研究
・化石などの古生物情報を用いた生物多様性の緯度勾配パターンの形成プロセスに関する研究
・サンゴ礁生物多様性のマクロ生態学的パターンと海洋自然保護区の空間配置に関する研究
・環境変動に応答した生物多様性パターンの空間動態を考慮した適応的な保護区ネットワーク分析
・原生的な自然環境エリアの保全計画と生態系サービス利用の最適化分析
・里山と人工林の生物多様性保全効果を最大化する空間的な保全管理優先地域の順位付け分析
・希少種メタ個体群構造の定量とマクロスケールの保全計画
・在来の生物多様性保全を促進する外来種駆除の空間的な重点地域の特定分析
求められる能力
本研究室のプロジェクトは、基礎科学から応用学的保全研究まで多岐に渡るので、広い視野で研究キャリアを発展させたい方に適しています。また、各研究プロジェクトは研究室メンバーと議論しながら協働して、補完的に進めるので「協調性」が不可欠です。要求される基本的な能力として、Rプログラミングを用いたデータ解析、地道に野外調査を行えること、あるいは英語によるコミニュケーションができる等、いずれかが必要です。
アドバンテージ
久保田研究室では国際共同研究を推進しています。海外機関へ渡航する機会を設け、海外研究者と連携して進めることになります。また、国内では海外招聘者を交えてのワークショップなどを随時開催しますので、英語による議論に主体的に関わることになります。
博士号の取得要件
博士号を取得する要件として、国際学会(国際生物地理学会や国際植生学会など)における論文発表、査読付きの学術雑誌における原著論文の発表(主著論文と共著論文を1編づつ、合計2編)があります。ターゲットとなる雑誌はインパクトファクターが4以上のものが目標になります。
研究テーマ
久保田研の研究分野は、群集生態学、マクロ生態学、生物地理学、生物多様性の保全科学(システム化保全計画)です。野外調査で扱う材料は陸域の植物群集ですが、既存データを用いた研究は、幅広い分類群(動物群集や海洋生物)が対象になります。修士・博士論文は、以下のようなテーマに関係した内容です。また、久保田研で行っている様々な研究プロジェクトの議論にも参加してもらうことを希望しています。
・アジアおよび全球スケールのバイオーム形成に関する群集系統学的研究
・熱帯林の植物多様性評価に関する研究
・熱帯林や温帯林の山岳域の環境勾配に対応した群集形成プロセスに関する研究
・アジア地域における木本種の葉の機能特性の網羅的定量
・日本産木本種の種子の機能特性(形態や発芽等)評価の関する研究
・琉球諸島をモデルシステムとした生物地理学の研究
・化石などの古生物情報を用いた生物多様性の緯度勾配パターンの形成プロセスに関する研究
・サンゴ礁生物多様性のマクロ生態学的パターンと海洋自然保護区の空間配置に関する研究
・環境変動に応答した生物多様性パターンの空間動態を考慮した適応的な保護区ネットワーク分析
・原生的な自然環境エリアの保全計画と生態系サービス利用の最適化分析
・里山と人工林の生物多様性保全効果を最大化する空間的な保全管理優先地域の順位付け分析
・希少種メタ個体群構造の定量とマクロスケールの保全計画
・在来の生物多様性保全を促進する外来種駆除の空間的な重点地域の特定分析
求められる能力
本研究室のプロジェクトは、基礎科学から応用学的保全研究まで多岐に渡るので、広い視野で研究キャリアを発展させたい方に適しています。また、各研究プロジェクトは研究室メンバーと議論しながら協働して、補完的に進めるので「協調性」が不可欠です。要求される基本的な能力として、Rプログラミングを用いたデータ解析、地道に野外調査を行えること、あるいは英語によるコミニュケーションができる等、いずれかが必要です。
アドバンテージ
久保田研究室では国際共同研究を推進しています。海外機関へ渡航する機会を設け、海外研究者と連携して進めることになります。また、国内では海外招聘者を交えてのワークショップなどを随時開催しますので、英語による議論に主体的に関わることになります。
博士号の取得要件
博士号を取得する要件として、国際学会(国際生物地理学会や国際植生学会など)における論文発表、査読付きの学術雑誌における原著論文の発表(主著論文と共著論文を1編づつ、合計2編)があります。ターゲットとなる雑誌はインパクトファクターが4以上のものが目標になります。