今回は、積水ハウスの庭木植栽事業「5本の樹」の成果を、都市の生物多様性再生の観点から評価しました。この分析枠組みは、都市緑化だけでなく、森林、里山、里海の藻場再生まで、陸と海の様々な場所の生物多様性保全再生事業の実効性評価に適用できます。
ビジネスセクターの「生物多様性の取り組み」や「投資家による企業行動の評価」において、事業プランや、事業成果の実効性が、客観的に数値化・定量化され、同じ尺度で比較できることが不可欠です。
今回提案したような、データに基づいた科学的評価アプローチは、生物多様性に関する企業の財務価値化を、十分に支援できると確信してます。
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